千葉のカウンセリングより、悩みを理解するだけで一歩を踏み出せる

2022/07/27
男性

千葉のカウンセリングより、悩みを理解するだけで一歩を踏み出せる。

 

まずは、私達の日頃の心境(胸の内)をふりかえってみましょう。

 

・仕事が思い通りにいかない。

・やりがいがない。

・人との付き合い方で苦労している。

 

・いつでも吹っ切れない、重たい過去がある。

・自分をうまく伝えられず、ストレスを感じてしまう。

 

 

この先どう生きていけばいいのか漠然とした不安がある。

 

他にも、思わぬ事故や災難にあってしまった。

 

病気にかかってしまった、子育てや家族関係のトラブルを抱えているなど、

人それぞれに抱えているものがあります。

 

インドの偉人は、私たち人間が生涯で体験するこうした悩みを、八つの苦しみとして表現しました。


 

道を生きる者よ、生きることは苦しみなのだ。

老いること、病にかかること、死は、苦しみである。

煩わしいものと会うこと。愛する人と別れなければならないことも、苦しみである。

求められるものを得られないこと、ままならない人間の心もまた、苦しみである。 


 

インドの詩人が語った、苦しみとは、インドの言葉でドゥッカと言います。

困難・妨害と埋められない虚空、という意味も併せ持つ言葉です。

生きることは、決して楽ではないという実感が伝わってくるようです。

 

インドの偉人の考え方の特色は、人生には悩み・問題がつきものなのだという現実を、

最初に受け入れてしまうところにあります。

私たちが日々感じている満たされなさ、生きつらさ、憂鬱といった思いを、あると認めてしまう事。

その潔さ、合理性が、仏教の特徴です。


 

 

人によっては、現実を受け入れることは、辛いと思うかもしれません。でも、そうではありません。

受け入れるのではなく、あるものをあると、理解するだけです。

私には悩みがある。未解決の問題があるとはっきり自覚します。

でも、きっと解決できると考えます。

 

その方法が、ここから学ぶ、インドの偉人の考え方です。

私たちはこれまで、漠然と悩んでいる状態を生きてきました。

 

満たされなさをはっきり自覚できなかったから、いつまでも、気が晴れない状態が続いてきたのです。

でも、満たされなさがある、悩みがあると理解してしまえば、

では、どうすれば解決できるかと、思考を一歩前に進めることができます。

あるものは、あると、まず理解すること。

私には満たされなさ・未解決の悩みがある、と自覚すること。解決への希望は、そこから始まります。

 

 

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