視野が拡大すると心理的安定感が出てくる | 千葉のカウンセラーで口コミ評価の高い、うっちカウンセリングルームのブログをご紹介します

視野が広がるということは、自分の価値に気が付くということにつながっていきます。

 

逆に言えば、視野の狭さが自分を無価値に感じさせます。

歪んだ価値観というのは、ある意味で視野の狭さです。

 

フランクフル（オーストラリアの精神医学者）の本を読んでいたら、

中国に次のような格言があるという文が出てきました。

その格言は、男子たるものはその生涯に一本の木を植え、一冊の本を書き、

そして一人の息子をもうけていなければならないと。

 

 

確かにこのような生き方も立派です。

しかし、このような生き方だけが人生だと思えば貧しい人生になってしまいます。

 

 

フランクルも、このような人生に固執すれば人は絶望すると述べてます。

劣等感の原因も、一つの見方からすれば視野の狭さです。

 

 

神経症者が自分に気がつくということは、ある意味からすれば悲しいことであり、

自分に対する諦めでもあるが、同時にそれは心理的安定をもたらす、

視野の狭から狭さから見ると、現実の自分に気がつくということは悲しいことであるが、

新しい喜びの出発でもあります。

 

 

人は視野の狭さゆえにどれほど苦しみ、悩んできたかわかりません。

 

 

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