千葉のカウンセラーより、勉強や仕事をすぐ始められない人

2021/05/11
女性

千葉のカウンセラーより、勉強や仕事をすぐ始められない人

 

1.習慣化して達成動機を強くする

試験が近づいているのに、勉強をなかなか始められない。

明日が企画書の提出機嫌なのに、他のことをしてしまって、手をつけられずにいる。

そんなことがたびたびあるようなら、あなたは達成動機が弱い人です。

 

達成動機とは、課題や目標をできるだけ早く達成しようとする気持ちのこと。

達成動機が強い人は課題や目標が与えられるとすぐに取り掛かりますが、

そうでない人は、何かと理由をつけていつまでたっても始めようとしません。

こうした習慣を改めるためには、達成動機を強化する必要があります。

 

その方法の一つは、すぐに始める癖をつけること。

「お茶を飲んでから」「ゲームをしてから」と考えると、あっという間に時間は過ぎていきます。

ひと呼吸置かずに、やりやすいところからで構わないので、とりあえず手をつけましょう。

 

もう一つは、勉強する時間を決めて、その時間になったら半自動的に机の前に座る習慣をつけること。

歴史学者のアーノルド・トインビーは、高齢になっても毎朝9時に机の前に座ることを習慣にしていました。

机の前に座ると否応なく勉強を始めるざるを得ないので、効果的です。

 

※とりあえず、すぐ始める※

最初は、すぐに始めること自体を目標にします。

どんなことであっても、すぐに始められれば目標達成。

大いに自分を褒めてあげましょう。何度か繰り返して習慣になれば、すぐに始めることが楽しくなります。

 

2.達成動機を強化する方法

達成動機を強化する方法には、「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」があります

 

①内発的動機づけ

自分の内部で達成動機を強くする方法。具体的には、以下のふたつのやり方があります。

・目標を明確にする

 大学受験であれば、何のために大学へ行くのか、大学へ行って何がしたいのかを明確にする。

目的が明確になれば、その目的を実現したい気持ちが達成動機を強くする。

 

・目的を達成するために小さな目標を立てる

 受験勉強であれば、何日(何時)までにこの範囲を終わらせようという小さな目標を立てる。

期日(時間)が近づいたのに、まだ手をつけていなければさすがに焦り、やらざるを得なくなる。

一旦始めれば続けることが苦痛ではなくなる。 

 

②外発的動機づけ

義務、賞罰、強制など、自分の外側からの刺激によって達成動機を強くする方法。

大学受験であれば、「合格したら〇〇を買ってあげる」などニンジンをぶら下げたり、

「今年合格しなかったら面倒は見ない」とプレッシャーをかけたりするなどして、達成動機を強くする。



 

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