立場が性格を変える、与えられた役割に無意識に合わせる | 千葉のカウンセラーで口コミ評価の高い、うっちカウンセリングルームのブログをご紹介します

親になると親らしく、上司になると上司らしくなります。

 

「あいつ、子供が生まれてから、タバコもやめて親らしくなったな」

「営業の仕事についてから、社交的で世渡り上手になってきた」などと思ったことはないでしょうか。

これは「役割効果」と呼ばれる心理作用によるもの。

役割を与えられると人はいつのまにかその役割にふさわしくなるように、気持ちや行動を変えていくのです。

 

例えば、仕事に責任感がない社員にあえてリーダーを任せると、最初は自信がなくても、

次第にしっかりした振る舞いをするようになることが多いと言われています。

 

役割を演じることによって、自分自身の言動や仕事にも注意を払うようになり、意識が変わるのです。

ただし、権力を振りかざすなど、悪い変化を見せる人もいるかもしれませんが・・。

逆に言うと、なりたい自分の姿があるなら、それを演じてみるのも一つの手です。

例えば、かたくなりたいなら、「かたい人間」を演じるのです。

ハキハキとした話し方をするなど、些細なことでも良いでしょう。

 

次第に周囲も、「頭がよい人」という役割を求めてくるようになれば、自然と思考力が鍛えられるます。

意見を言う際にも「頭がよい人の意見」を求められるからです。 

 

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