千葉の心理カウンセラーなら | 苦境を乗り越える力

2018/04/23
山

千葉の心理カウンセラーなら | 苦境を乗り越える力


 

ビジネスや政治の世界に潜む「男性」達は共感を「女々しいもの」「女、子供」のものと馬鹿にしているように思えてなりません。

 

「馬鹿にしている」という表現は行き過ぎかもしれませんが、多くの男性、取り分け働く世代の男性にとって、共感はあまり馴染みのないものだと言えるのではないでしょうか。


 

男性、とりわけ働く世代の男性は、一般に、女性と比べて、心理カウンセリングやメンタルヘルスのカウンセリングに自発的に現れることが少ないことが知られています。

 

このことは、男性は人に気持ちを打ち明けない傾向が強いということであり、共感と馴染みが薄いことを示しています。

そして統計によれば、男性の自殺率は女性のおよそ2倍です。

 

男性がもっと共感と親しむようになれば、男性もより自発的に相談するようになり、自殺率も下がることでしょう。

 

私は自宅のカウンセリングルームで相談活動をしているので、就職活動をしている学生の話を聞く機会がしばしばあります。

 

彼らの話によると、企業が学生に求める能力として一番にあげているのは、大抵「コミュニケーション能力」なのだそうです。

 

他者のコミュニケーション能力は、それほど重要視されているのです。

だとすればビジネスの世界においても「共感」はもっと重要視されて良いはずです。

 

共感はコミュニケーションの最も重要な要素だからです。

共感を軽んじながら、しかしコミュニケーション能力を重視する、などということは考えにくいのです。

 

もしそんなことがあるとすれば、それは相手の気持ちを感じることなく言葉巧みに言いくるめたりごまかしたりする能力を重視するのだと受け止められても仕方ありません。

そんな能力では本当に信頼感のあるビジネスは進めていけないでしょう。

 

また、企業が時代の変化に対応していこうとするとき、組織の大きな改編を行わざるを得ないこともあるでしょう。

そうなると、その組織の現場では、上司が部下に対して、どうしても厳しいことを言わざるを得ないこともあるでしょう。

 

その時上司は、部下の気持ちに下手に共感してしまうと言うべきことを言えなくなってしまうと恐れるかもしれません。

端的に言えば、リストラ計画を伝えなければならないような場面、部下の気持ちに深く共感すると、それを 伝えるのがとても苦しくなってしまうでしょう。

 

しかし、部下の身になって考えてみてください。平然とした顔で切り捨てるようにリストラ計画を伝えられるのと、苦悶の表情を浮かべながら、上司自身が痛みを感じているのが伝わるようなやり方でリストラ計画が伝えられるのとでは、同じ内容を伝えられたとしても、受ける側の気持ちは全く違います。

 

もちろんリストラされるのは辛いです。けれども、自分が誇りに思い、信頼し、一体感さえ感じていた組織から、何らの感情も伴わないようなやり方でリストラを言い渡されることは、もっと辛いのではないでしょうか。

 

後者の辛さは前者の辛さとは、また別のものです。

後者の辛さを決して軽く見てはいけません。

多くの人が、「リストラされたからうつ病になった」と単純に考えながら考えがちです。

 

しかし、そういう人のカウンセリングをしていると、実際のところ、「リストラされたから」ということ以上に、「その時の言われ方」の方にショックを受け、生きがいを喪失し、志気を喪失していることがとても多いのです。

 

ビジネスの世界において共感が伴わないコミュニケーションが横行している事こそ、職場でのうつが増加している大きな要因だと私は思います。

冷静にそろばんを弾いて、これが非常に大きな損失であるということはビジネスのプロであればすぐにおわかりいただけるかと思います。

 

どうせリストラする社員だから関係ない、というような話ではありません。

リストラされなかった社員も、こうしたコミュニケーションにさらされている理由で上司とリストラされた社員とのやり取りを敏感に察知しているはずです。

 

無理やりに共感を押し殺し、厳しい内容を伝えている上司も、厳しく固い表情の下で実は傷つき、疲弊しているのです。

さらには、同種の問題は様々に形を変えて組織内のいたるところで発生いるしていると考えられます。

もしかすると労災などの訴訟に発展している場合もあるかもしれません。

 

ハラスメントの問題として現れている場面もあるかもしれません。何にせよ、これは組織のメンバーの職務遂行上の志気に関わる問題なのです。

 

苦しい状況だからこそ、また、そういう時代だからこそ、互いを思いやる「共感」はそこを乗り越えていくために、本来、必要な力なのです。

 

就職活動をする学生にコミュニケーション力を求めるのであれば、まず、その企業の長が、そして役員が、管理職にあたる人たちが、共感豊かなコミュニケーションの力を持って、その企業を支え、社員を支えて欲しいと思います。

 

そして、やむを得ずリストラをしなければならないのだとすれば、そうした時のコミュニケーションこそ、最も共感的なコミュニケーションであってほしいと願います。


 

「我が社を取り巻く環境は今とても不条理で厳しいものになっています」というような、耳を塞ぎたくなるような内容の情報であっても、本当に信頼できる相手からしっかりと伝えられ、このような状況ですから、このように取り組みでいきましょうと力強く呼びかけられれば、なんとか落ち着いて行動できるものです。

 

情報の内容よりも、情報を発している人、あるいはシステムに対する信頼感が問題なのです。

 

その人が、こちらの不安や心細さをしっかり見てくれており、共感してくれているということが分かるなら、人は相当な困難に立ち向かえるものです。


 

共感は人間を強くします。自分自身への共感は、自信になります。メンバー同士の互いの教官は集団の一体感や士気を高めます。

 

難しい時代だからこそ、ビジネスや政治の世界にこそ、共感は最も必要なものだと言えるかもしれません 。



 

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